SIMA面積ユーティリティー

測量データのSIMAフォーマットは、ソフトメーカー間で互換のあるテキストファイルです。
他の会社や、他のソフトにデータを渡すときや、膨大になってしまった現場データの整理などに使ってると思います。
このユーティリティーは、座標と画地のSIMAファイルを読み込んで以下のことができます。

選択した土地の面積計算書出力
付近の座標リスト
面積リストと合計面積書出力
選択した画地とその座標および、その付近にある座標を含んだSIMAファイル作成。

さらに、形状の確認できるビューワーを起動して、逆計算、垂線計算などが可能です。

膨大な現場データから特定の画地のみを抽出し、さらに付近の多角点を取り出そうとするとき、整理されたsimaファイルとこのソフトがあれば、すぐに印刷や必要なデータだけのsimaファイルができます。
また測量の成果につける膨大な面積計算書のかわりに、simaファイルとこのプログラムをCD-Rに焼いて渡せば、必要とする面積計算書だけプリントできるので、紙の無駄も省けると思います。

インストール

こちらでは、win2000 NT4.0で動作確認ができています。win98では大きく拡大したときにエラーがかかるかもしれません。
言語はvb5.0を使っています。そのためいくつかの外部ファイルがシステムにインストールされていないと立ち上がりませんが、すでにそれらはパソコンにインストールされている場合が多いと思います。
先に、sima_uty.exeとsimaplot.exeをダウンロードして、同じディレクトリーに保存してsima_uty.exeを実行してください。起動すればそのまま使えます。
必要なファイルがないため実行できない、といった内容のメッセージがでて、起動できないときは、セットアップ型のファイルをダウンロードして、そのファイルを実行し、任意の場所に解凍後、解凍したファイルの中にある、setup.exe を実行してください。
通常"C:\Program Files\sima_menseki\"にインストールされますので、再起動後、スタートのプログラムからsima_mensekiを起動してください。
次に最新のsima_uty、simaplotをダウンロードして、同じディレクトリーに保存すれば完了です
データの準備
画地とそれを構成する座標および、画地に使われていない多角点などの必要な座標を含んだSIMAファイル。画地や座標が抽出できないときは、いったんすべての画地と座標のSIMAファイルを作ってください。
使い方
SIMA面積を起動後は、まず画地の表示順を名称にするか、画地の登録番号にするか確認してください。
名称に土地の番地が主に入っているときは、名称順を選びます。
逆に画地番号で区画を選び出すときは、登録番号を選んでください。
次にファイルロードコマンドをヒットし、SIMAファイルを呼び出します。

面積計算書を打ち出したいときは、面積リストボックスから目的の地番をヒットし反転させます。そのあと 「面積計算書 print out」をヒットしてください。複数選択するときは、CTRLキーを押したまま選択します。範囲を選択するときは、SHIFTキーを押してください。

範囲内座標 print outは、反転させている画地を構成する座標から「座標抽出範囲」??m内にある座標または、範囲内の画地データに使われていない座標を印刷します。

SIMAテキスト作成は、反転させている画地と、??m内にある座標のSIMAファイルを作成します。

プロットをヒットすると、ビューワーのsimaplotが起動し、選択している画地の形状を表示します。

直接入力は、画地の名称がわかっているとき貼り付けや入力をして「選択」をヒットしてください。

面積一覧表print out は、面積リストと、合計面積を打ち出します。

対象地番を選択し、「プロット」すると、SIMAPLOTが起動します。

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実行ファイルのダウンロード

サンプルSIMAファイルのダウンロード(右クリックで「対象をファイルを保存」を選んでください)

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