STNAPAの電子野帳シートで、対回観測データを取り込む方法
テキストロードで、2方向1対回観測データを取り込めるようにしました。
現場測量で、放射トラバーを1対回観測で出したとき、STNAPAでは、対回データが扱えなかったため、先に放射トラバー計算を済ませておく必要がありましたが、新バージョンでは、対回観測のデータは、その平均値を求め、座標計算をするようにしたので、別に計算する手間がなくなりました。
対回データの後に、そのトラバーから測った、放射トラバーのデータがある場合。
対応するデータの形式は、GTSTERMの場合 ジョウケンの2枚目 7番 CSVTEXT形式です。
CSVTEXTの内容はこちら
下のファイルをダウンロードして、テキストロードでファイルを呼び出すと、表ができます。
サンプルファイルのダウンロード LHA圧縮しています
T-2において、T-1バックで T-3
T-3において、T-2バックで T-4
T-4において、T-3バックで T-5
以上を1対回観測して
それぞれのトラバーにおいて、放射で境界観測したサンプルです。
精度 の項目は、水平角正反較差 高度定数 斜距離のセット間較差(斜距離が1セットならチェックはしない)を表示しています。
呼び出し直後は、与点の座標値は未指定で0、0ですから、与点の座標値を与えます。
方法は、まずxysheetに与点を登録しておきます。
このデータの場合は、T-1、T-2を登録すれば、T-3、4、5は、自動的に座標計算されますから登録は不要です。
番号で与点座標を取込むと、座標計算を始めます。
座標登録をすると、計算結果がxysheetに登録されますから、面積計算や、シーマファイルを作成してください。