本体の空きメモリー、またはラムカードにファイル領域を確保し、最大6つの現場まで座標を登録することができます。 登録しておけば、別の現場に移動する場合、事務所に帰ってパソコンから座標を転送することなく、現場で座標の入れ替えができるので便利です。 256キロのラムカードは、高松製作所で販売しています。7800円です。 |
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登録できる点数の目安(野帳を登録する場合、最大で点数が下の表の50パーセントになります。)
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ラムカードを使う場合(F ドライブ) 事前の準備 当たり前のことですが、シャープのラムカードを装着していなければなりません。 初めてカードを使う場合や、ラムファイルFとしてカードを使う場合は、カードの初期化、領域の確保をする必要があります。すでにラムファイルとして使用している場合は、この作業は必要ありません。 少し手順を誤れば、データやプログラムまで消去してしまうこともありますから、作業の前に必ずデータのバックアップをしてください。 カードの初期化 倍速モードにスイッチがついている機種は、通常モードになっているか確認して、もし倍速モードなら、いったん電源を切り通常モードにします。 ダイレクトモード(> 状態)で on+reset オンを押したまま、鉛筆の先などでresetを一度押します。 S2(カート): スベテノ データヲ ショウキョ シマスカ (Y/N) ここで Yを押すと ラムカードが初期化されます 通常は Yです。 S1(ナイゾウ): スベテノ データヲ ショウキョ シマスカ (Y/N) ここで Yを押すと 内蔵メモリーやプログラムが消去されます。 通常は Nです。 表示がBASIC モードでなくなりますので、PF1を押し、BASIC モードに戻してください。 領域の確保 次にラムカード内のどれだけをFドライブとして使用するかを宣言するのです。 ダイレクトモードで INIT"F:31K" [ENTER] 31Kの数字は、確保の容量-1で、この場合は、メモリーのうち、32キロバイトをFドライブとして使う事になります。 確保する量は、ラムカードのサイズ内で任意に決定したください。 32キロバイト以下のカードの場合、通常すべてのサイズをFドライブとして使うのではないでしょうか。 これでラムカードの任意のサイズを、Fドライブとして使えるようになりました。 詳しい説明は、ポケコンの取扱説明書にありますので、参考にしてください。 |
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本体メモリーを使う場合(E ドライブ) ラムカードを装着してFドライブを確保している場合は、座標の保存がFドライブ優先のため、Eドライブは使えません。その場合は、カードをはずすか、INIT"F:0K"でFドライブを消去してください。 メニューの11番で初期化し、本体メモリーに見合う最大点数を設定します。(64キロメモリーの場合は300点程度) 64キロメモリーの場合ダイレクトモードから INIT"E:20K" [ENTER] と入力します。 20Kは、64キロメモリーの中で、20+1の21キロをEドライブとして確保するという宣言です。 もし既にEドライブが確保されている場合は、ショキカ OK?(Y/N)のメッセージが出ますから、いずれかを選択してください。 256キロ搭載のポケコンの場合、 INIT"E:127K" [ENTER] として、全体の半分をEドライブとして確保しても大丈夫です。 |
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データの転送 ラムカードにデータを転送するには、まずポケコンにデータがなければなりませんから、先にデータを呼び出すか、入力してください。 データの転送は、簡単で 7.ツウシン システム の中の ディスクデータ SAVE で、左の画面が表示されます。 (1) チセキ 5966 は、1番に「チセキ」という現場のファイルがあり、サイズは5966バイトという意味です。おおよその登録数は、バイト数を20で割ってください。 ファイルの何番に登録するか選べば、現場名を入力後座標の登録が始まります。登録済みの番号を選ぶと、以前のデータが書き換えられます。また現場名を空打ちすると、以前の現場名がそのまま登録されます。現場名は8文字以内にします。 (6番のファイルは、GTSTERMとの連絡に使うことがあり、その場合既存ファイルを消去しますので、両ソフトを1つのポケコンにインストールして使う場合、注意してください。) 転送中は、進行状況と、カードの残りの容量が表示されますので参考にしてください。途中で容量がなくなれば、エラーがかかり、処理が中断されます。 データの呼び出し 呼び出しは 7.ツウシン システム の中の ディスクデータ ロード から番号を選択すると、呼び出しが始まります。 サイズ 0 バイトのファイルは未登録ファイルです。 既に本体に別の現場の座標がある場合、同じ管理番号の座標は上書きされますが、無い場合はそのまま残りますから、呼び出し完了後は合成される結果となります。 通常データロードする前に、11番の初期化と最大点数の確保をしてください。 呼び出し後、自動的に検索データを作成して、完了するとメニューに戻ります。 |