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EXCELデータベース補助ツールvlookup的.xlsm by survey屋
ここで抽出sheet 
VLtemp sheet 
VLtemp sheet
エクセルでvlookupを使っているとき、
セルの書式が一致していない
文字列に半角文字と全角文字が混ざっている
文字列の末尾や先頭にスペースがある
このようなことが原因で、思うような結果が得られず、[#N/A]になってしまうことがあります。
また、vlookup式が残ったままシートの並べ替えをすると、思わぬ結果を引き起こすこともあります。
vlookup的.xlsmは、
１．目的のブックから、Vlookupの三要素をこのブックにコピーします。
２．コピーしたキーワードと照合値の書式を文字列にします。
３．文字列の前後にスペースがあれば取り除きます。
そのあと、vlookupを実行し、結果の値のみを指定のブック、シートに戻します。
また、「－」や数字に大文字と小文字が混ざっている場合でも、大文字化を選択することで、柔軟に結果を得ることができます。
キーワードの範囲と、照合する範囲の指定は、ブック、シートを個々に指定します。
また、取得値の列も指定しますので、Vlookupのように照合値列の右側に縛られることがありません。
チェックボタンの選択で、データが見つからなかった時の「#N/A」や、取得値が未入力だったときの「0」も配置させることができます。
使用方法
vlookup的.xlsmと、処理したいブックを同時に開きます。
できれば、マルチ画面やサイズ調整で、すべてのブックを常時表示させてください。
キーワードの範囲を選択多状態にして、[キーワードの範囲 ] コマンドをクリックします。
範囲の指定は、列番号をクリックして列全体を選択すると、その列の入力値のある最下行までを範囲とします。
照合する範囲も同様に指定します。
取得値列と、配置列は、目的行のいずれかの列のセルを選択して、[取得値の列 ][取得値を配置する列 ]コマンドをクリックしてください。
登記.xlsに測量.xlsmの実測面積を取得するサンプルです。
キーワード 登記.xls の地番の列 (=VLOOKUP(A1,B:C,2,0) の A1 (第1要素) に相当
照合 測量.xlsmの地番の列 (=VLOOKUP(A1,B:C,2,0) の B:C (第2要素) に相当
取得値 測量.xlsmの照合した列の測定面積行(=VLOOKUP(A1,B:C,2,0) の 2
(第3要素) に相当
取得値の配置 登記.xls の地番列の実測面積行 (=VLOOKUP(A1,B:C,2,0) の式を入力したセル に相当
vlookup的.xlsm
登記.xls 測量.xlsm
[開始]コマンドをクリックすると
登記.xlsの ３(C)列 に実測面積が入ります。
フォームの [閉じる] コマンドをクリックすると、指定内容を残したままフォームを閉じます。
フォーム右上の [X] をクリックすると、指定内容も消去してフォームを閉じます。
注意点
範囲指定は単一のエリアにしてください。離れた複数箇所を指定すると、正しく動作しません。複数条件の指定もできません。
指定したシートの中に結合したセルがあると、正しい結果が得られないことがあります。
オートフィルターで非表示行があっても、指定範囲なら処理対象とします。
最大行数は、デフォルトで10000行にしていますが、必要な場合オプションボタンで変更してください。
取得値を配置するセルに値が入力されていても、 [開始] すると取得値で上書きします。エクセルの Undo は効きません。
エクセルを、別インスタンス起動 (/x を付けて起動)すると、作動しません。
ここで抽出sheet
左側のエクセルデータベースシートから、所有者の名字が「田中」で、地目が「田」か「畑」の行を抽出した例です。
使用方法
テータベースブックのキーワードセルを選んで、「キーワード１」コマンドをクリックします。必要があれば、キーワードを編集します。
この状態で「開始」コマンドをクリックすると、選択したセルの列内で、キーワードと、「一致」「含む」「含まず」のいずれかの指定条件を満たす行を「ここで抽出」シートに取り込みます。
「キーワード２」、「キーワード３」に指定があり、すべての「必須」チェックが入っていると、一行内で指定条件を満たす行を抽出します。
すべての「必須」チェックを外すと、いずれかの指定条件を含むすべての行を抽出します。
「必須」チェックが１個から２個になると、自動的にすべての「必須」にチェックが入ります。
また、３個から２個になると、すべてのチェックが外れます。
フォームを閉じて、再度表示する場合は、いったん「VLtemp」シートに切り替え、「ここで抽出」シートに戻ってください。
注意点
データベースブックは、念のため先に保存してください。
エクセルを、別インスタンス起動 (/x を付けて起動)すると、作動しません。
ブック名は「vlookup的.xlsm」、シート名は「ここで抽出」の固定です。変更すると動作しません。
フリーソフトです。
このブックを使った事によって、損害が発生しても、当方に責任はございませんので、自己責任で使用願います。
vlookup的.xlsmをダウンロードする
2024/5/1 ここで抽出シートで、抽出後の２次検索をできるようにした
2024/5/4 ここで抽出シートで、元データ行にjumpできるようにした
最新 V1.322
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