地籍調査の成果をファイルする様式に、「地籍フォーマット2000」があり、形状は、SIMAPLOTで確認することができます。
その中身のチェックは、通常フォーマットチェッカーを使います。このソフトを使えば、レコードのチェックやデータの整合性を
検査でき、検査結果も出力できるので、特に別の方法による検査はあまり意味を持たないのですが、役所の検査では、
データを印刷などしてチェックすることも必要とされています。
ただし、データ自身はカンマ切りテキストです。
単に印刷しただけでは、カンマの位置を数え、何番目のデータは何で、その内容はこれでとチェックすることになるので、
けっこう手間がかかってしまいます。
それで作ってみたのが、このCSVDUMPLIST.XLSです。


多角点のCSVファイル

G00G0021-1,-26133.276,-10102.790,0,5,2,4,0,199711,1
G00H0023-1,-26155.731,-9993.530,0,5,2,4,0,199711,1
H00H0021-1,-26145.571,-9948.930,0,5,2,4,0,199711,1
H00H0022-1,-26136.258,-9905.229,0,5,2,4,0,199711,1
H00H0022-2,-26138.401,-9914.455,0,5,2,4,0,199711,1
H00H0039-1,-26182.160,-9870.039,0,5,3,4,0,199711,1
H00H0039-2,-26187.169,-9887.840,0,5,3,4,0,199711,1
H00H0039-3,-26194.699,-9913.171,0,5,3,4,0,199711,1
H00H00311-1,-26225.444,-9873.407,0,5,3,4,0,199711,1
H00H0026-1,-26236.630,-9884.259,0,5,2,4,0,199711,1


CSVDUMPLISTで呼び出したシート

C:\Program Files\FormatChecker\SampleData\13117_2000_1.tcp

  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
1 G00G0021-1 -26133.276 -10102.790 0 5 2 4 0 199711 1
2 G00H0023-1 -26155.731 -9993.530 0 5 2 4 0 199711 1
3 H00H0021-1 -26145.571 -9948.930 0 5 2 4 0 199711 1
4 H00H0022-1 -26136.258 -9905.229 0 5 2 4 0 199711 1
5 H00H0022-2 -26138.401 -9914.455 0 5 2 4 0 199711 1
6 H00H0039-1 -26182.160 -9870.039 0 5 3 4 0 199711 1
7 H00H0039-2 -26187.169 -9887.840 0 5 3 4 0 199711 1
8 H00H0039-3 -26194.699 -9913.171 0 5 3 4 0 199711 1
9 H00H00311-1 -26225.444 -9873.407 0 5 3 4 0 199711 1
10 H00H0026-1 -26236.630 -9884.259 0 5 2 4 0 199711 1


最上段が呼び出したファイル名
2段目と左の列は、カウントです。

たとえば、7行目の3番目には、
 -9887.840 が入力されていることになります。

地籍フォーマットに限らず、1行に何個かのデータが、カンマで区切られ記録されているファイル(CSVテキストファイル)で
あれば、そのリストを整然と表示することができます。

エクセルのシートを開くときは、マクロを有効にしてください。
またマクロは、 ツール → マクロ → セキュリティー → セキュリティーレベル (中)を選択していないと有効になりません。

大きなデータを呼び出すと、かなり時間がかかります。
そのブックを保存して再度呼び出すと、シートの動きが遅くなることがあります。
そのときは、新たにこのページからブックを呼び出して使用してください。

CSVDUMPLIST.XLSMのダウンロード

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