緯度経度から、ジオイド高を求めるエクセルのシート

日本の新しい測地基準系による緯度経度から、ジオイドモデル「日本のジオイド 2000:GSIGEO 2000」を使い、
ジオイド高を求めるシートです。
たぶん、
https://vldb.gsi.go.jp/sokuchi/surveycalc/geoid/calcgh/calcframe.html

ここと、同じ結果になるはずです。

事前の準備

このシートを、「右クリック」-「対象をファイルに保存」で、任意のディレクトリーに保存します。
さらに、そのディレクトリーか、C:\tempに、ジオイドモデルファイル gsigeome.ver?(最新版は5)をコピーしてください。

gsigeome.ver?は、地理院のホームページからダウンロードしてください。

最新のモデルのファイルの名前が gsigeo???????.asc となっています。
gsigeo???????_asc.zip をダウンロードして、その中の gsigeo???????_asc\program\gsigeo???????.asc を
C:\tempかエクセルのブックと同じディレクトリーにコピーして、gsigeoid.ver5 に名称を変更し、使用願います。



同じディレクトリーか、c:\temp に、ジオイドモデルファイルがない場合は、上のメッセージが表示されます。


シートの起動

シートは、「マクロを有効にする」で開きます。



初回にこのメッセージがでますから、OK を押してください。
10秒から30秒程度で、全国のジオイドデータの取り込みが完了します。
取り込めば、ver??.tmp というファイルが作成されます。
ジオイドモデルファイルを更新したり、ファイルを削除しない限り、2回目以降はこのメッセージは表示されません。




緯度経度は、度分秒単位で、度分の間を小数点で区切って入力してください。
入力された位置にジオイドモデルが無い場合、ジオイド高は、999.0000と表示します。


その他

マクロは、プロテクトをかけていませんから、moduleを別のシートにインポートして利用出来ると思います。
  ファンクションの記述は、以下になります。
  =ジオイドget(n,e)

エラーやバグにすべて対応できるわけではありません。ただバグの報告や、アドバイスは喜んでお受けいたします。

フリーソフトです。おきまりですが、このソフトを使ったことにより、損害が発生しても、当方にはいっさい責任がないことに同意の上使用してください。

ver1.1 ジオイドモデルをc:\tempにも置けるようにした 2004/11/14
ver1.2 ジオイドモデルver5を使えるようにした 2011/2/1

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