SDL水準測量
SDL30にPARANIを取り付けると、bluetoothで測定できます
縦横断測量、水準測量は、TSの測量とちがいデータ量が少ないので手書きでもいいのですが、現場でSTNFLDにデータを取り
込むと、誤記の心配がありません。また即座に標高を計算してくれます。
さらに、エクセルですから、ブックごと事務所のパソコンにコピーすれば、データの変換や転送といった作業をせず、すぐに次の内
業に進むことができます。
使用方法
操作は簡単で、通常の縦断測量観測の要領です。
パート名と出発点の標高と名前を入力して、
「後視」コマンドをヒットすると、SDLが測定を開始し、読みと距離がペンコンに転送されます。
次に、スタッフをターンポイントに移動させ、視準後「前視」コマンドをヒットして、読みと距離を取り込みます。
SDLを移動させ、「後視」の読みと距離を取り込みます。
一連の観測が終わり、新たに測定を開始する場合は、最下行から1行を開けて、「Part」列に何かの文字を入力してください。
出発点の標高が未入力で途中で入力した時や、変更した場合でも標高は自動的に更正されませんので、「再計算」コマンドをヒットします。
測定データは、前視を測定するたびに自動バックアップします。バックアップは、STNFLD.XLSが立ち上がったフォルダーに作成されます。
拡張子は「TXT」です。
「保存」はカンマ切りテキスト(CSV)形式で保存します。
事前の準備
エクセルは2000以上で動作します。
SDL30とペンコンは、有線の場合このような測量機-パソコン接続ケーブル(シリアル)を用意してください。
BLUETOOTHの場合は、BTTS(9600タイプ) 又はPARANIが使えます。
「境界」シートの「条件」コマンドで機種を選択します。
SDL30の初期タイプは、1200か2400ボーレイト、現行機種は4800ボー以上が設定可能です。
機種に合わせて、「TS通信」でソキア1200かソキア9600を選択してください。
SDL30も1200か9600ボーで設定して下さい。
ブルーツース経由の場合は、「BT」を選択し、PALANIの場合は、デップスイッチでボーレイトを設定します。
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